三種町特集
[秋田県]
三種町は平成18年3月20日、琴丘町、山本町、八竜町の三町が合併して誕生しました。その名称は、旧三町を流れる三種川に由来します。
「長寿の種」「福禄の種」「楽の種」の三つの種を語源とする三種川は、旧琴丘町の房住山に源を発し、旧山本町を横断、旧八竜町の八郎湖に注ぎます。この地域の大動脈として生活や農業などに深い関わり合いをもっています。
三種川のように旧三町が一体感を持てるように、旧三町で知恵を出し合い活力あるまちづくりができるように、という願いが込められています。
三種町のいいトコ!!
三種町で憩い・楽しむ
釡谷浜海水浴場
釡谷浜海水浴場は北に白神山地、南に男鹿半島を望む美しい砂浜で、夕陽の素晴らしさから〝サンセットビーチ釡谷浜〟とも呼ばれる人気スポットです。また、海岸沿いに立ち並ぶ風車は壮観で、平成29年には映画のロケ地にもえらばれました。毎年7月には「サンドクラフト」が開催され、巨大な砂の彫刻が砂浜に鎮座して訪れる人を魅了します。
房住山
房住山は、琴丘地域から能代市二ツ井地域にまたがる標高409.2メートルの山です。山頂からは東に森吉山、西に男鹿半島と日本海を一望することができます。
房住山には、坂上田村麻呂と長面三兄弟伝説が言い伝えられているほか、古くから山岳仏教の拠点として栄え、江戸時代に建立された三十三観音がある信仰の山として有名です。
5月下旬に山開きが行われ、町内外から多くの愛好家が訪れます。
サンドクラフト
雄大な日本海を望む「日本の快水浴場100選」に選ばれている釡谷浜海水浴場を会場に、砂像アート作品の展示や町の芸能・スポーツ・食をテーマにした楽しいイベントが満載。毎年夏に出現する巨大で精巧な砂の芸術は、訪れる人を魅了してやみません。
環境の大切さを伝え、子ども達に夢を与える「地域に愛される力強いイベント」として毎年7月下旬に開催されています。
森岳温泉夏まつり
昭和30年に、森岳温泉の湧出を記念して始まった歴史あるイベントです。
惣三郎沼公園を会場に、町の特産品「じゅんさい」を使った流しじゅんさいや野外コンサート、屋台村など多彩な催し物が行われ、フィナーレの花火ショーでは大輪のスターマインが夜空を彩る三種町の夏の最後を飾るイベントです。
三種町の名所・文化
森岳歌舞伎
森岳八幡神社例大祭の奉納として行われる森岳歌舞伎のほか、中館番楽や志戸橋番楽といった民俗芸能をはじめ、落合集落のねぶ流しや浜田集落の獅子舞とどんど焼きなど、町内各地で地域の伝統行事が受け継がれています。
三種町の特産・名物
森岳じゅんさい
山本地域は、豊富で清らかな水と肥沃な土壌を活かし、日本有数のじゅんさい生産量を誇っており、じゅんさい沼に小舟を浮かべた摘み採り風景は、のどかな夏の風物詩となっています。5月上旬から8月中旬までじゅんさい摘み採り体験が行われ、初夏の新しいアクティビティとして楽しまれています。
八竜メロン
八竜地域の代表的な特産品はなんといってもメロンです。全国でも八竜地域にしかない「サンキューメロン」をはじめ、様々な品種が生産されています。6月~ 8月の収穫時期には、畑一面メロンの甘い香りで包まれます。
琴丘そらまめ
さやを天に向けて実ることから「空豆」と言われ、琴丘地域で30年程前から栽培がはじめられました。
お日様の下、丹精込めて作られた琴丘そら豆は一味もふた味も違ったおいしさ。そらまめを使った豆板醤など、新たな特産品の開発にも力を入れています。