東浦町特集
[愛知県]
東浦町は、愛知県の知多半島北東部に位置し、衣浦湾の最奥にあります。東に尾張と三河をわける境川や衣浦湾をはさんで刈谷市、高浜市を対岸にのぞみ、南に半田市、西に東海市、知多市、阿久比町、北は大府市に接しています。町は東部の低地と中央部、西部の丘陵地からなっていて、東部にはJR武豊線と国道366号、西部には名鉄河和線が通っています。
明治39年に森岡村、緒川村、石浜村、生路村、藤江村が合併して東浦村となり、昭和23年6月1日に町制を施行しました。
東浦町のいいトコ!!
東浦町で憩い・楽しむ
自然環境学習の森
恵まれた自然環境を有する緒川の新池周辺は、愛知県の治山事業により整備されました。
里地里山の自然の中で散策を楽しみながら四季を感じたり、竹林や森の中で生き物や植物などを観察することができます。
三丁公園
安全で緑豊かな誰もが憩える「やすらぎ拠点」、年齢や体力の違いにかかわらず、誰もが健康づくりやレクリエーションを楽しめる「健康づくり拠点」、災害時の安全性と機能性を十分に備えた「地区の避難拠点」 として整備されています。
高根の森
高根の森は、町民の皆様の自然とのふれあいの場、保健休養、学習、森林レクリエーションの場として有効に活用できるよう、平成5年に愛知県によって整備されました。
約5.2ヘクタールの区域内には、四季折々の変化が楽しめるようたくさんの種類の樹木が植栽され、季節の移り変わりを体感することができます。また、自然林も多く残っており、身近な自然を保全する役割も果たしています。
東浦町の名所・文化
宇宙山乾坤院(けんこんいん)
室町時代中期の文明7年(1475)に水野貞守が一族の菩提寺として創建しました。
境内には緒川城四代城主水野忠政と忠政の息子忠守、その子忠元、その子で岡崎城主忠善の水野家四代の墓所があります。
所在地 | 緒川字沙弥陀4 |
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緒川城址
緒川城は水野貞守が文明年間(1469~1486)に築城したと伝えられ、忠政や信元ら水野氏の居城になりました。
於大の方が生まれた場所であり、城址内には於大の方出生地の碑が立っています。
所在地 | 緒川字古城33 |
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緒川城主三代の墓所
於大公園東の林の中に、緒川城主初代貞守、二代賢正、三代清忠の墓があります。
それぞれ高さ1メートルほどの同じ形の五輪塔です。
善導寺
嘉吉3年(1443)創建と伝えられています。慶長10年(1605)には緒川城主水野分長が水害を受ける海辺から現在地に移しました。
於大の方、徳川家康の位牌があります。
所在地 | 緒川字屋敷弐区38 |
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入海(いりみ)貝塚
緒川の入海神社境内に所在する縄文早期の貝塚。
尖底土器や矢尻、シカやイノシシの骨などが出土し、縄文時代の狩猟生活が偲ばれます。
所在地 | 緒川字屋敷壱区46 |
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東浦町の特産・名物
東浦ぶどう
昭和35年ごろから、豊かな丘陵地を利用してぶどうの栽培が始まりました。
当初は巨峰が主でしたが、現在では20種類を超えるぶどうが生産・販売されています。
色々な種類を食べ比べて、お気に入りのぶどうを見つけてください。