令和初・5年ぶりの開催となった「関西三重県人の集い」は、約320名の三重県人にご参加をいただきました。
開会のあいさつで関西大阪三重県人会の村田吉優会長は「今回の集いはお祝いしたいことがたくさんある」として、政官財界やスポーツ・芸能の各方面で関西三重県人の活躍を紹介。鏡開きには、阪神タイガースのリーグ優勝を記念して地元・西宮市出身の鈴木英敬衆議院議員(三重4区選出)や元阪神のエース・藪恵壹さん(御浜町出身)、兵庫三重県人会の和手甚京会長をはじめ、文部科学大臣に就任された盛山正仁衆議院議員と盛山路子夫人(松阪市出身)や松阪市長選に三選された竹上真人市長、北陸新幹線プロジェクト・金沢-敦賀駅間を来春開業する西日本旅客鉄道株式会社の長谷川一明社長(津市出身)、昨年度文化庁芸術祭賞の「大衆芸能部門」で県出身者として初の大賞を受賞した林家菊丸師匠、10月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」に出演のOSK日本歌劇団の椿りょうさん(伊賀PR大使就任予定)、オリックス・バファローズの本拠地・京セラドーム大阪のオリックス公式戦で国家独唱された歌手の小出夏花さん(津市生まれ)などが登壇し、盛大にお祝い。台風や新型コロナウイルス感染症の影響で5年ぶりの開催となった「集い」を盛り上げました。
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【鏡開きで盛大にお祝い】
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【長谷川社長のご発声により乾杯】
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長谷川社長の乾杯で始まった懇親会では、菊丸師匠から藪さんへプロ野球・日本シリーズで59年ぶりの関西ダービーの展望や故郷の思い出などのインタビューをはじめ、小津安二郎生誕120年に小説『おーづせんせい』を出版された伊勢市出身の脚本家・児島秀樹先生から本の紹介や、津西高等学校同窓会の石川正浩会長から津の伝統工芸である伊勢木綿などがPRされました。 続いて、昨年の文化庁芸術祭の大衆芸能部門で大賞を受賞された菊丸師匠へ、県人会を代表して村田会長から表彰状と県人会特製の張り扇子が贈られると、菊丸師匠からは「村田会長とかけて亀山のロウソクと解く。その心は、身を削り周りを明るくするでしょう」と即興の謎かけで応えると、会場からは大きな拍手が起こりました。
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【元阪神のエース・藪さんも登場】
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【県人会特製の張り扇子で菊丸師匠をお祝い】
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このあと、OSK日本歌劇団の男役スター・椿りょうさんや津市生まれの大学生シンガーソングライター・小出夏花さんによる歌唱で饗宴は最高潮に。また今回の「集い」に最も多くの参加者を集めた団体に贈られる団体表彰の発表では、四日市工業鵜ノ森同窓会関西支部が輝き、同会の伊藤隆良支部長へ関西大阪三重県人会最高顧問の一見勝之三重県知事から感謝状が手渡されました。
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【椿りょうさん(OSK日本歌劇団)】
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【歌手の小出夏花さん】
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恒例の福引大会では、県内各市町の特産品や企業・団体から豪華な景品のほか、阪神タイガースの優勝を記念して今回特別に兵庫三重県人会から会長賞としてクライマックスシリーズの観戦チケットや、関西大阪三重県人会から沖縄旅行の会長賞が抽選されるなど、「集い」は盛会のうちに終わりました。
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【賑わう県内各市町PRブース】
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【関西三重県人の集い会場の様子】
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